生活の変化により
家を新築する際に和室を設けない人や
仏壇を置かない人もいらっしゃるとおもいますが
改めて、仏壇の役割について考えてみました。
(文章多め、そして長いです・・・)
日本にいつから仏壇が??
室町時代、書院造という建築様式がうまれ、床の間が作られるようになり、
そこに仏画を掛けたり、仏具を飾り礼拝するようになりました。
そして江戸時代には、一般庶民が仏壇を家におき、位牌を祀るようになりました。
その歴史が引き継がれ、ご先祖の供養として今でも多くの家庭に仏壇は置いてあります。
そもそも仏壇の役割って??
①自宅で仏様を祀る
仏様は、本来寺院の中にある仏壇で祀るものですが、寺院に遠くていけない、毎日拝みたいという人はご自宅に仏壇を置き、仏様を拝む人も多いでしょう。
②亡くなったご先祖の供養
多くの家庭は、亡くなった家族と対話をする場所や、ご先祖の供養として仏壇をもうけています。
大切な人が亡くなった直後はとてつもなく落ち込み、悲しみから立ち直れない人が多いでしょう。
そんなとき仏壇があることで故人を近くに感じ、毎日の出来事の報告をしたりすることで、少しずつ乗り越えることが出来るのかもしれません。
ご先祖の供養は、こまめにお墓参りをすることが一番ですが、家庭の事情でお墓参りに都度いけない時は、家に仏壇があることでご先祖へ手を合わせることができます。
③ご先祖への感謝、子どもに家族の歴史をつたえる場
元気に生まれ育っているのは、ご先祖がいるから。仏壇に手を合わせ、生きていることへの感謝をします。
お子さんがいる場合は、一緒に仏壇に手を合わせる習慣によって、命の大切さや先祖とのつながりを学ぶ場にもなります。
→ 仏壇にはこのような役割はありますが、必要かどうかは個々それぞれかもしれません。
仏壇をおく「 和室の変化 」
戦前の住宅は、畳敷きの部屋が当たり前だったので、「和室」という部屋名よりも「茶の間」や「座敷」と呼ばれていました。
その後、戦後に食べる部屋と寝る部屋を分ける「食寝分離(しょくしんぶんり)」というコンセプトのもとダイニングキッチンが独立した空間が生まれ、他の洋室が増えたことで椅子座の生活が主になりました。
椅子座中心の生活で、畳の部屋が減りつつある現代ですが、新築時にリビングつづきで和室を設けるご家庭も多いです。
(※画像お借りしています)
畳の素材自体も多種多様になり、い草を使用しない畳や、カラー畳も普及しています。
でも和室のい草のにおい。横になった時の心地よさ。って、いいですよね。
それぞれ生活スタイルが多様化しているなか、
「 仏壇もインテリアと統一感のあるものを! 」と、従来の仏壇屋さんとは違うものを作ったのが、杉本家具さんです。
(やっと、仏壇の話に戻ります)
住宅形式の歴史により、仏壇も変わってきました。
和室に置く仏壇はもちろん、洋室に合うモダンデザインの仏壇や、リフォームなどにも最適なはめ込み仏壇など。
前置きは長くなりましたが、仏壇の紹介をします。
杉本家具株式会社 ~ buddist altar シリーズ~
東京デザインセンターで取り扱っている buddist altarシリーズ。
buddist=仏教徒 altar=祭壇 という意
種類が豊富ですので、仏壇をお探しの方は是非。
①壁はめ込み型仏壇
新築時にはもちろん、リフォームでも現場に合わせて設置が可能です。
壁はめ込み型の仏壇は、スペースをとらずインテリアと調和するので、いま改めて見直されています。
地震にも強いというところもポイントです。
②上置きタイプ 壁はめ込み型仏壇
スッキリとしており圧迫感もない省スペース壁はめ込み型仏壇です。
仏壇の下のスペースも、有効活用できます。
③家具の上におく仏壇
チェストやTVボードの上に置かれても最適です。
おしゃれな家具とも調和する。
是非、いつも見える場所に仏壇を。
引っ越しの際にも困らず、賃貸の方にもおすすめです。
④家具調仏壇
リビングや洋室にも合う家具調仏壇。
置くだけで簡単、工事いらず。
色やデザインも選べるのでお部屋に合うものを。
生活スタイルは多様化しており、
それに合わせて仏壇の種類やデザインも多くなってきました。
必要かどうか、ご家族で話し合い、どのスタイルがいいのか?
お仏壇をお探しの際は、東京デザインセンターにご来店お待ちしております。
商品についてのご質問・お問い合わせはお気軽にお願いします。
→ お問い合わせ
杉本家具株式会社
http://sugimotokagu.com/products/category/buddist-altar/
長々とお読みいただきありがとうございました。
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